お手玉遊びは座ってするものと立ってするものがある。遊び歌には意味不明な歌詞もあるが聞き伝えで覚える。技も易しいものから難易度の高いものまで様々だ。

おひとつ おひとつ

おひとつ おひとつ

おふたつ おふたつ

おみつ おみっつ

およつ およっつ

おみんな おみんなかやして

おってんぱらり

 

おじょきんな おじょきんな・・・?

あんめ あんめ・・・ あんめもだいし

だいしっこ だいっしっこ・・・ だいだいびっき

びきせんね からせんね・・・ びきもおしゃらじ

おしゃらじ おしゃらじ・・・おじゃらじかやして お逃がし

お逃がし お逃がし・・・お逃がしかやして おっかえし

おっかえし おっかえし・・・おっかえ もんも

ももだしばった ももだしばった・・・?

おみなかやして おってんぱらり

 

順不同かも ・・・はお手玉の数に合わす、次の技へ移る言葉とお終いの部分は不明確です。お手玉の中には小豆が入り足袋のコハゼが入るので握るとき音色も感触も良かった。

 

たんたん 太鼓

たんたん 太鼓

まめ 太鼓

油のしょうなら

とってもこいよ

 

戦後食糧難が極まった頃、お手玉の中に入れた小豆を食べようとしたが、乾燥しきっていたためか手の油が染み付いていた為か、とても食べられるものではなかった。

 

にわかにどよむ  (微かに覚えている意味不明なお手玉歌)

にわかにどよめく 人の声

あしかけ ふみを ためしとて

くるしま こんげつ ゆるされて

川中島の ゆく渡し

けーや むーり もーん

とびこし へーし

かーきや かんざし やよいの ひかり

(けーや むーり もーん の箇所では、連続で高く放り上げる)

 

*参考

にわかにどよむ 人の声

夜ふかき 夢を醒ましけり

おりしも寒月 いろさえて

くまなき庭の 雪あかり

ひいや ふうや みいや      (この歌が元歌かもしれない)

 

青葉茂ちゃん

青葉茂ちゃん 昨日は

色々お世話になりました

わたくし 今度の日曜日に

東京女学校にまいります

あなたもよくよくご勉強

なされて下さい頼みます